声が出る仕組み

私たちが普段使用している声。
実は無意識的に沢山の事を行っているんです!
発声のメカニズムは大きく分けると4つの独立した機関の動きが必要ですが
独立して動くだけでは声は出ず
ほぼ同時に連動させながら動かないと声はできません。
発声をする上で最も必要な事は大きく分けると
A 肺から送られてくる息
B 声のもとを作る声帯の振動
C 共鳴腔で声のもとを増幅
これら3つがとても重要なプロセスになってきます。
そして言葉として音の違いを作る為に
D 口の器官で母音•子音を形成 
が必要となります。

声を発するまでの過程で息を吸いそれは肺へと供給され、その息が吹き上げられ喉頭の中にある声帯へたどり着きます。

この声帯には二枚のひだがあり、吹き上げられた息によって声帯のひだは内転し振動します、それにより声のもとが出来上がります。

たとえばクラリネットなどのリードだけに息を吹きかけた状態が出来上がります。

そして声帯を通った声のもとが声帯より上の空間で増幅され、口にある器官を自在に動かし母音子音を形成し声として口から出てくるのです。

歌も声で表現をしますから、歌唱時もまずこのプロセスで適切に発声を行わないと、もともと持つ音域を発声する事は困難になってきます。